セラプレイ セラピストが行う子どもとのかかわり

セラプレイについて

子どもは安心できる大人に見守られる中で、自分の心の声に耳を傾けてもらう体験をすることで、自己肯定感を高め、大人を信頼することを学び育ちます。

それは生きる原動力になり、生涯の心の健康につながります。

セラプレイでは、セラピストが遊びを通して子どもへの理解を深め、子どもの心的ニーズに敏感に応えながら進みます。

その結果として、子どもの問題行動の改善、心理的安定の回復、自己肯定感向上などの変化をもたらします。

それは、セラピストが子どもを取り巻く大人と共に、子どもの心に寄り添いながら、子どもの行動を問題としてとらえるだけでなく、関係性からの視点で関わることで可能にします。

セラプレイのセラピストは、安全のための「構造(Structure)」を作り、積極的に「関わり(Engagement)」温かく守り「養育(Nurture)」子どもが達成感を得られる適切な「挑戦(Challenge)」の体験を通して関わっていきます。

そして、家族にとって本当に大切なことに気づく環境を創出することを目指します。

「遊び」を介して行われるセラプレイは、親子・家族・兄弟・主養育者と子・夫婦…など関わりのあるところで実施されます。