名称 | セラプレイカウンセリングセンター東京 |
代表 | 高井 美和(たかいみわ) |
創立 | 2011年 |
保有資格 | 米国本部認定 セラプレイ(Theraplay®)セラピスト、スーパーバイザー、トレーナー |
所在地 | 東京都世田谷区代沢5丁目(詳細はご訪問いただく際にお伝えいたします。) |
最寄り駅 | 小田急線・京王井の頭線 下北沢駅 徒歩6分 |
セッション対応時間 | ご予約にてセッションを承ります。お問い合わせに候補日時を3つほど記載ください。 |
予約受付 | お問い合わせフォームよりお申込みください。24時間受付。 |
メールアドレス | info@theraplay.jp ◇を@に変更してください。 |
所属 | 特定非営利活動法人日本セラプレイ協会 代表理事 |
医師から推薦の声
むぎのこ発達クリニック 田村弥生子 院長(小児科専門医・子どもの心相談医)
日々の診察の中で、
「関わり遊びを多くしてね」
「子どもが楽しく遊んでいる遊びに関わってください」
「親子が楽しんで遊べることが、今は一番大切ですよ」
と親御さんに言ってきましたが、なかなか理解してもらえず、実行してもらえていないことがあると実感していました。
セラプレイは身近にあるものを利用し、楽しく遊ぶ工夫がされています。
又、セラプレイでは、遊びをビデオで撮影することにより、セラピストが子どもの出した見逃してしまった小さなサインに気づいたり、母への話し合いの際に見る事により、成長過程を一緒に喜び合うことも出来ます。
チームアプローチ、スーパーバイズを利用することをお勧めします。
人間関係の基礎となるのは、まず始めに「母親といると安心」母親が安全基地となる事と、深い信頼関係を結ぶことだと思います。
又、自分を無条件に受け入れられていると実感することにより、自己肯定感を幼少期に獲得することも重要と考えます。
そのことにより、他者との信頼関係を築くことが出来、困難に直面しても乗り越えられる力や、他者と強調する力にもなります。
健常児・障がい児に関係なく、安心感、信頼感、自己肯定感を小さい時期に獲得することが人生のスタートとして大切だと考えます。
平成22年の1年間 高井先生にセラプレイを当クリニックで行ってもらい、又職員の指導もしてもらいました。
様々な形で、セラプレイを行いました。
①自閉症スペクトラムの診断がついた子どもと母の集団療法
子どもの意思表示を理解しにくく、要求していることもわかりにくいことが多いのですが、セラピストと、母子で遊ぶことにより、ちょっとしたサインを見逃さずすぐに母が対応できるよう指導できました。
②重度の自閉症スペクトラムの子どもの個別・集団療法
子どもたちは、自分に注意が向いて楽しい事をして遊ぶことにより、身振り手振りで意思表示をするようになりました。潜在能力を引き出すことが出来、新たなかかわり方の参考になりました、
③1歳~3歳の「愛着関係」に着目した心理療法が必要な親子集団
集団会支持派、抱っこも嫌がり、視線も会いにくかった児が、母の抱っこを求め、安心感を得て、意思の疎通が上手に出来るようになり、母も子どもも遊ぶことが楽しくなったようです。
④自閉症スペクトラムの診断がついた母親の集団療法
お母さんたちは、日常の生活で緊張し続け、不安が強い中お互いにローションを塗りあい、やさしく触れ合うことにより、癒される体験をしました。そして、それを子どもたちにも心地よく安心感を与えることへ繋がりました。
⑤就学前の発達・認知に偏りのある児の集団
母子で参加し、色々な楽しい遊びを通して、親子のかかわりから子ども通しが関わる楽しみを体験しました。
⑥乳幼児期子どもとどのように関わったらよいのかわからない母の集団
子の要求や働きかけに気づかなかったり、どのように関わって良いかわからない母に遊びを通して「気づき」と「対応方法」のアドバイスを行うことが出来ました。
クリニック川畑 川畑友二 院長 (児童精神科医)
うちのクリニックでもよくプレイセラピーをやっているんだけれども、プレイセラピーとセラプレイは全然違うと最初から感じたんだよね。
そして二つのうちのどっちの技法がもっといいのかな…と考えた事もあったんだ、でもそういう事じゃないんだなということが後からよく分かったんだ。
何が分かったかというと、結局はね 患者、即ち親子というのは「遊べない人たち」ばかりだよね。
いろんな親子がいるし、いろんなやり方があってもいいのかもしれない。
でも結局は、より遊べるようにすることを目標にしているんじゃないかなぁ と思うし、遊べるようになったら、私たちから見て親子関係も安心できるんじゃないかな。
一見、幸福そうに見えても、実際遊べない親子というのはいっぱいいるよね。
まあ日本の社会がそうだけど、まあいろんなやり方があるかもしれないけれど、セラプレイは、すごく面白い と思ったね。
特に、一番難しい と思ったね。他のやり方より、プレイセラピーなんかよりもずっーと難しいよ。
何故かというと、これは、まやっぱり、どの技法でもよく起こる事なんだけど、やはりセラプレイでも、「こうやらなくちゃいけない」、「ああやらなくちゃいけない」、「次はこれ」という、例えばセラプレイ言えば「次はローションをしましょう」というように‥‥。
まーいろいろなパターンでその親子を楽しませる、遊ばせる、ということをやるんだけれども、こちらの方が自由でないとさ、それは難しいよね。
だからこちらの方がほんとに、プレイフルでないと出来ないんだよ。
それが出来ないならば、セラプレイはできないってことだよ。
だから、一番難しい方法だと言えるんだよね。
でもそれが出来た時というのはすごい効果的だよね。
うーん、まぁー、だからそれをこうみんなで練習しているし、そう。
だからこそ協会というのが必要になるよね。
でも、だれでも出来るというものじゃない。
それにすごい訓練が必要だ。
それほど難しい方法だってことだよ。
でもその効果は絶大だなーというのを改めて感じるね。
この一瞬のね、本当の、その瞬間を捉えるというのをやっているんだなーと。
だからセラプレイ セラピストの、シャボン玉遊びに、本当感激したんだよね。
あの一瞬をね、一瞬一瞬をね、大事に感じながら、関係を作っているんだなと感じたね。
それが僕の印象です。
(中略ー2016年インタビューより)
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